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マッチングアプリの年齢差は何歳まで?年上・年下の許容範囲を調査データで解説
マッチングアプリで年齢差は何歳までいける?厚生労働省の人口動態統計(2024年)の夫婦の年齢差、婚活アプリ会員の「理想の年齢差」調査をもとに、年上女性・年上男性の実情と、検索で年齢の幅を決めるときの考え方を解説します。
「マッチングアプリで何歳差までならいいねを送っていい?」「年上女性(年下男性)はアリ?」「相手の年齢を何歳まで広げて検索すればいい?」——年齢の幅は、検索条件を決めるときに一番迷うところです。
ネットには「〇歳差までならOK」と言い切る記事もありますが、「何歳差まで許容されるか」を一つの数字で示した公的なデータはありません。この記事では、出典のはっきりした調査だけを使い、「結婚した夫婦の実際の年齢差」と「婚活中の人が理想とする年齢差」を分けて整理します。そのうえで、検索で年齢の幅をどう決めるかを考えます。
先に結論:「何歳差まで」は決まっていない。ただし目安になるデータはある
- 2024年に結婚した初婚どうしの夫婦では、年齢差が3歳以内の夫婦が約7割。夫が7歳以上年上は8.7%、妻が4歳以上年上は5.9%(厚生労働省「人口動態統計」)
- **妻が年上の夫婦は1970年の10.3%から、2024年は25.5%**に増えている
- 婚活アプリ「ブライダルネット」会員の調査では、理想の年齢差が「7歳以上」と答えた人は男性41.3%、女性8.0%。男女で考え方に差がある
注意したいのは、結婚した夫婦の年齢差は「アプリで何歳差まで受け入れられるか」を表す数字ではないことです。前者は結果、後者は好みの話です。以下、それぞれのデータが何を表しているかを確認しながら見ていきます。
結婚した夫婦の年齢差:初婚どうしの約7割が「3歳差以内」
まず、実際に結婚した夫婦の年齢差です。厚生労働省「人口動態統計」(2024年・確定数)の「初婚夫妻の年齢差別にみた婚姻件数」によると、2024年に結婚生活に入り届け出た初婚どうしの夫婦(23万1,388組)の年齢差は次のとおりです。
| 夫妻の年齢差 | 割合(2024年) |
|---|---|
| 妻が4歳以上年上 | 5.9% |
| 妻が3歳年上 | 3.3% |
| 妻が2歳年上 | 5.3% |
| 妻が1歳年上 | 11.0% |
| 同い年 | 22.8% |
| 夫が1歳年上 | 14.4% |
| 夫が2歳年上 | 9.5% |
| 夫が3歳年上 | 7.0% |
| 夫が4〜6歳年上 | 12.1%(4歳5.3%・5歳3.9%・6歳2.9%) |
| 夫が7歳以上年上 | 8.7% |
※厚生労働省「令和6年 人口動態統計(確定数)」上巻 婚姻 第9.14表より編集部作成。夫の4〜6歳は各歳の値を合計。
表の「妻が3歳年上」から「夫が3歳年上」までを足すと73.3%。初婚どうしの夫婦の約7割は、年齢差3歳以内で結婚しています。一方で、**夫が7歳以上年上の夫婦も約11組に1組(8.7%)**あり、大きな年の差での結婚も珍しいわけではありません。
平均で見ると、2024年の平均初婚年齢は夫31.1歳・妻29.8歳で、表に示された年齢差は1.4歳です(同 第9.11表)。ただしこれは「夫の平均年齢」と「妻の平均年齢」の差であり、1組ずつの年齢差の平均ではありません。
ネットで知り合った夫婦の年齢は?
国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」(2021年6月実施)では、アプリやSNSなど「ネットで」知り合った夫婦も集計されています。調査時点から過去5年間に結婚した初婚どうしの夫婦について、初めて知り合ったときの平均年齢は夫27.8歳・妻26.2歳でした(「恋愛結婚」は夫25.3歳・妻23.8歳)。
夫と妻の平均年齢の差は、ネットで1.6歳、恋愛結婚で1.5歳と、ほぼ同じです。ただし、これも平均年齢の比較であり、ネットで出会った夫婦の年齢差の分布を示したものではありません。
婚活中の人が考える「理想の年齢差」
次に、これから相手を探す人の「好み」のデータです。
ブライダルネット会員1,935人の調査
婚活アプリ「ブライダルネット」を運営する株式会社IBJが、2023年11月11日〜12日に会員の男女1,935人へオンラインで行った調査では、次の結果が出ています。
- 結婚相手との理想の年齢差:女性は「1〜3歳差」が54.4%で最多、男性は「4〜6歳」が最多
- 理想の年齢差が「7歳以上」:男性41.3%、女性8.0%
- 「同い年」が理想と答えた人は、男女とも10%未満
- 「年の差婚」について、男性は「あり」59%・「どちらかといえばあり」30%。女性は「あり」20%・「どちらかといえばあり」32%
※公表資料には、「理想の年齢差」が年上・年下のどちら向きの差か、「年の差婚」を何歳差からとしたかは書かれていません。
女性の半数以上は「1〜3歳差」を理想としており、上で見た実際の夫婦の年齢差(約7割が3歳以内)とも近い傾向です。男性は「7歳以上」を理想とする人が4割を超え、女性との差が大きくなっています。
オミカレ会員1,137人の調査
婚活パーティー情報サイト「オミカレ」を運営する株式会社オミカレが、2024年8月14日〜25日に会員へWebアンケートを行い、1,137人が回答した調査では、次のとおりでした。
- 理想の年の差:**男性は「3〜5歳年下」、女性は「3〜5歳年上」**がそれぞれ最多
- 「10歳以上年下」を理想とする男性は全体の約14%
- 「10歳以上年上」を理想とする女性は0.3%未満
- 相手の年齢を「重視する」「やや重視する」と答えた人は男女とも6割以上
「男性が3〜5歳年上」という組み合わせは、男女の理想が一致しやすいゾーンです。一方、男性で「10歳以上年下」を理想とした人は約14%、女性で「10歳以上年上」を理想とした人は0.3%未満と、大きく開いています。理想の段階で男女の数字に差があることは、年齢の幅を決めるときに知っておきたい点です。
なお、2つの調査はいずれも婚活サービスの会員が対象で、マッチングアプリ全体の利用者を代表するものではありません。
年上女性・年下男性の組み合わせは増えている
「マッチングアプリで年上女性はアリ?」と気にする人は多いですが、結婚した夫婦のデータでは、妻が年上の組み合わせの割合は1970年と比べて大きく増えています(年によっては前年より少し下がることもあります)。
| 初婚どうしの夫婦 | 1970年 | 2024年 |
|---|---|---|
| 妻が年上 | 10.3% | 25.5% |
| 同い年 | 10.1% | 22.8% |
| 夫が年上 | 79.5% | 51.7% |
※厚生労働省「人口動態統計」上巻 婚姻 第9.14表より
2024年は初婚どうしの約4組に1組が「妻が年上」です。ただし内訳を見ると、妻が1〜3歳年上が19.6%、4歳以上年上が5.9%で、妻が年上の夫婦の多くは3歳差以内です。
年上女性・年下男性の組み合わせについて、「どれくらいの差なら好まれるか」を直接示す調査は見当たりませんでした(オミカレの調査は女性の「年上男性」への希望、ブライダルネットの調査は年上・年下の区別がない)。結婚した夫婦の統計では、妻が年上の場合も数歳差までの範囲が中心です。
年上男性・年下女性の組み合わせ
「夫が年上」は減ったとはいえ、2024年も初婚どうしの51.7%を占め、いまも一番多い組み合わせです。夫が4〜6歳年上は12.1%、7歳以上年上は8.7%でした。
男性側は、ブライダルネットの調査で理想の年齢差が「7歳以上」の人が41.3%、オミカレの調査で「10歳以上年下」が理想の人が約14%いました。一方、オミカレの調査で「10歳以上年上」を理想とする女性は0.3%未満です。男性が大きく年下の相手を探す場合、相手の女性が同じ条件を理想としているとは限らないことは、数字から読み取れます。
もちろん、実際には夫が7歳以上年上の夫婦も8.7%います。理想の年齢差はあくまで「最初の好み」であり、実際に会って話すなかで変わる人もいます。
検索で年齢の幅をどう決めるか
ここまでのデータを、アプリの検索条件にどう生かすかを考えます。
1. まず「自分の年齢±数歳」で母数を確かめる
初婚どうしの夫婦の約7割は3歳差以内、婚活中の女性の理想も「1〜3歳差」が最多でした。まずは自分の年齢の前後数歳で検索し、その条件で相手が何人表示されるかを確かめるのが出発点です。
2. 相手が少なければ、少しずつ広げる
表示される人数が少ないと感じたら、上限・下限を1〜2歳ずつ広げて様子を見ます。いきなり大きく広げるより、どこまで広げたら相手が増えるかを確かめながら調整したほうが、自分の条件を把握しやすくなります。
3. 相手の側の条件も考える
年の差が大きい相手にいいねを送るときは、相手も自分の年齢を検索条件に入れているとは限りません。アプリによっては、自分の希望条件に合う人だけにプロフィールを見せる機能もあります。
アプリの公式ヘルプ・公式サイトで確認できた、年齢の条件に関わる機能は次のとおりです(2026年9月26日確認)。
- Pairs(ペアーズ):検索画面の調整アイコンから条件を設定して検索でき、検索条件の保存もできる。「条件公開モード」(安心便利パックプレミアムまたはプレミアムオプションの登録者向け)では、希望する年齢と居住地に当てはまる相手だけに自分のプロフィールを公開できる(ただし、自分から条件外の相手にいいね!を送ると、その相手も見られるようになる)。女性会員向けの「いいね!フィルター」(安心便利パックなどの有料登録が必要)では、受け取ったいいね!・足あとを年齢などで絞り込める
- ブライダルネット:「年齢」「職業」など全27項目の検索条件で相手を探せる。「条件マッチ」では、お互いの希望条件がマッチしている相手を毎週月曜に最大3名紹介し、どの項目が希望条件に合っているかも確認できる
お互いの希望条件がそろった相手から探す仕組みは、「相手が自分の年齢を受け入れてくれるか」が気になる年の差の出会いと相性がよい機能です。
4. 年齢差の大きい相手からの急な好意には注意
年齢差のある出会い自体は珍しくありませんが、年齢の離れた相手から急に好意を示され、投資やお金の話が出てきたら注意が必要です。よくある手口はマッチングアプリ詐欺の最新手口と対策にまとめています。
年上・年下の相手とやりとりするときのポイント
データからは離れますが、年齢差のある相手とのやりとりで意識したい点です。
- 最初は丁寧語で:年上・年下に関係なく、最初は丁寧語で始め、相手の話し方に合わせて崩していくと無難です
- 年齢を話題の中心にしない:「年上なのに」「若いのに」といった言い方は、相手が気にしている場合があります
- 初デートの支払いは事前に考えておく:年上だから払う・年下だから払われる、と決めつけず、相手の反応を見て自然に決めましょう
- ライフプランは早めにすり合わせる:結婚を考えるなら、結婚の時期や子どもについての考えは、年齢差がある場合は特に、早めに話しておくと安心です
メッセージの進め方はマッチングアプリのメッセージのコツ、初デートの話題は初デートの会話のコツも参考にしてください。
年代・アプリごとの年齢層もあわせて確認を
年齢差を考えるときは、使うアプリにどの年代が多いかも影響します。
- 年代ごとのアプリの使われ方 → マッチングアプリ利用率を年代別に解説
- 30代男性と20代女性が中心のアプリ → バチェラーデートの年齢層
- 30代〜40代の真剣婚活 → ブライダルネットの年齢層
- 30代後半〜50代の再婚活も多い → マリッシュの年齢層
- 40代の恋愛事情 → 40代の恋愛事情とマッチングアプリ活用術
年の差があっても「お互いの希望条件が合う相手」から探したいなら、婚活アプリのブライダルネットが選択肢です。年齢を含む27項目で検索できるほか、お互いの希望条件がマッチしている相手を毎週紹介してくれる「条件マッチ」があります。サービスの詳細はブライダルネットの詳細ページで確認できます。
まとめ:年齢差は「結果のデータ」と「好みのデータ」を分けて見る
- 「何歳差まで許容されるか」を一つの数字で示した公的データはない
- 2024年の初婚どうしの夫婦は、約7割が3歳差以内。夫が7歳以上年上は8.7%、妻が4歳以上年上は5.9%
- 妻が年上の夫婦は1970年の10.3%から2024年は25.5%に増加。ただし多くは3歳差以内
- 婚活アプリ会員の調査では、理想の年齢差が「7歳以上」は男性41.3%・女性8.0%。別の調査では「10歳以上年下」が理想の男性は約14%、「10歳以上年上」が理想の女性は0.3%未満
- 検索では、自分の年齢の前後数歳で母数を確かめ、少なければ少しずつ広げる。相手の希望条件も意識する
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出典
- 厚生労働省「令和6年 人口動態統計(確定数)」上巻 婚姻 第9.14表「初婚夫妻の年齢差別にみた年次別婚姻件数及び百分率(各届出年に結婚生活に入り届け出たもの)」、第9.11表「全婚姻-初婚別にみた年次別夫妻の平均婚姻年齢及び夫妻の年齢差」(1970年・2024年の値を使用)
- 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(2021年6月実施、2022年9月結果の概要公表。平均知り合い年齢は調査時点から過去5年間に結婚した初婚どうしの夫婦が対象)
- 株式会社IBJ(ブライダルネット)「年の差婚」に関するアンケート調査(2023年11月11日〜12日、ブライダルネット会員の男女1,935人、オンライン)
- 株式会社オミカレ「オミカレ婚活実態調査」(2024年8月14日〜25日、オミカレ会員、Webアンケート、回答数1,137人)
- Pairs公式ヘルプ「条件を設定して検索したい」「条件公開モードとは何ですか」「もらった『いいね!』『足あと』が多すぎて確認しづらいです」(2026年9月26日確認)
- ブライダルネット公式サイト「検索で出会う」(2026年9月26日確認)